映画監督・鎮西尚一「ring my bell」

「青春H」シリーズ「ring my bell」になんとも形容に困るバンドcore of bellsのvocal山形君と、guitar瀬木君に出演してもらった。

2年程前になるだろうか、前作「スリップ」の音楽を担当してもらった宇波拓率いるバンドHOSEのライブ会場。

「スリップ」の劇伴としても使用した「lark」の演奏が始まると、おもむろに客席から二人の若者が舞台に上がり唄い始めた。

テキサス州の東に位置するルイジアナ州はいい所です。

ルイジアナ州の東に位置するミシシッピ州もいい所です。

どうやら勝手に「lark」に歌詞を付けたものらしい。「何者ですか」と宇波君に問い合わせた事は言うまでも無い。

そして5人組から成るcore ob bellsを追う羽目になる。彼らの演奏には決まって寸劇ともつかぬドン詰まりの舞台が出現する。そのフロントが山形、瀬木二人組みということになるだろうか。

最近では美術家小林耕平と組み、その果てるとも無いドン詰まりの舞台の遣り取りは楽しい。いや、本当に楽しいのだ。

「引き込もう、映画に」そう思ってた矢先、偶然映画館で一緒になった宇波君が囁いた「やるんですか青春H、山形君と瀬木君出ますよ」。宇波君と別れた後、直ぐにリーダー?会田君に電話をする。

彼らはいつものように横浜野毛で飲んでいた。

1st「ボトルキープ2010」杉本拓との合作「gesupiria2-Lost Banchos-」, core of bellsには酒と食べ物の歌が多い。聴いて欲しい。

おいしそうで困る。列挙出来るほどだが1stから「ソファ」

ひとりだけ別の部屋 ひとりだけ肝試し

ひとりだけかなしばり ひとりだけ渚にて

ひとりだけ別の部屋 ドライカレーほおばり

ひとりだけ肝試し ドラム叩くまねして

この曲は女の子に良く似合う。今回の作品で、主演女優月城まおらさんに唄ってもらった。

何曲唄わせるか、何曲劇伴としてぶち込めるか、考えたつもりである。

山形君にはシナリオも那須千里さんと協働してもらった。骨格は山形君に従った。

とある公園の奥まった森の中、日課の朝練の前に密造酒を。見処があるではないか。

ましてやその旨さたるや「ヤバイっす」の領域。撮影は高木風太。

みなさん、core of bellsです。