“怪物さんと退屈くんの12ヶ月 第二回公演 moshing maniac 2000”, 2014 [Performance]

写真:前澤秀登

怪物さんと退屈くんの12ヶ月 第二回公演
“moshing maniac 2000”

「悪魔のしるし」主宰、危口統之との初の共作。
開演前、観客席とステージの間に仮設された巨大な檻「モッシュピット」に、core of bellsのグッズTシャツを着たファン達が入場していく。満員状態となった「モッシュピット」に視界を遮られ、一般の観客席からはステージが全く視認出来ない状態となる。core of bellsのライブパフォーマンスが始まって以降も、演奏するメンバー達の姿は一度も見えることがなく、眼前で繰り広げられるのは熱狂したファン達の統率のとれたモッシュ(観客が密集した状態で体を恣意的にぶつけあう現象)のみである。観客はモッシュの盛り上がりとスピーカーから鳴る爆音から、ライブパフォーマンスの内容を想像することしか出来ない。公演が終盤に差し掛かった時、「モッシュピット」内で左右に分かれた人垣の間から無人のステージが露わになることでバンドの不在が明らかにされる。

>>>畠中実氏による批評文はこちら

2014年2月19日(水)
会場:六本木 SuperDeluxe

出演・制作:core of bells、危口統之
軍曹:危口統之、高橋聡太、ポンタ
照明:横原由祐
音響:片岡敬
協力:土屋光、木下夕希、足立靖明、北尾望、森嶌千賀、神谷峻輔、島田桃子、宮崎晋太朗、Never Ending Rainbow他、エキストラ50余名


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