“怪物さんと退屈くんの12ヶ月 第四回公演 デトロイトテクノ人形”, 2014 [Performance]

写真:前澤秀登

怪物さんと退屈くんの12ヶ月 第四回公演
“デトロイトテクノ人形”

80年代にアメリカのミシンガン州デトロイトで誕生したダンス・ミュージック「デトロイト・テクノ」に纏わるクラブカルチャー勃興の歴史を、不良漫画として読み替えるケンカと友情の偽史人形劇。歴史上のキーパーソンは不良番長に、各都市での出来事は各不良校で起こる事件に置き換えられている。
舞台は生物の大半が死滅し人形だけが暮らす近未来の地球。ベテラン刑事・チルドレンさんが目の当りにしてきたゲボの跡タウン(デトロイト)、急労務シティ(ニューヨーク)、屍GOシティ(シカゴ)の三都市を中心とする不良カルチャーの盛衰を、超腹減りニコフくん(ホアン・アトキンス)、千人くん(ケヴィン・サンダーソン)、万人くん(デリック・メイ)、カフカ先輩(ジェフ・ミルズ)、主要国首相連合くん(マッド・マイク)、破裂海老くん(ドレクシア)などの主要不良たちが登場する人形劇で紹介していく。
人形劇の間には、各時代、地域、学校での人形たちに通ずるバイブス『マンゴスチン』が、複数の楽曲として生き残った人間たちの生演奏により体現される。
楽曲『マンゴスチン』シリーズは、スタジオレコーディングを行いEP『mangos to mangos』としてリリースされた。

>>>木村覚氏による批評文はこちら

2014年4月23日(水)
会場:六本木 SuperDeluxe

出演・制作:core of bells
照明:石井華織
音響:片岡敬
協力:荒木悠、足立靖明、小原治、神谷峻輔、木下夕希、栗山和章、黒川則之、高谷誉、土屋光、中橋孝昌、宮崎晋太朗、山野勇気

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