“怪物さんと退屈くんの12ヶ月 第十回公演 コアオブベルズ大爆笑”, 2014 [Performance]

写真:前澤秀登

怪物さんと退屈くんの12ヶ月 第十回公演
“コアオブベルズ大爆笑”

70年代〜80年代中盤に日本で国民的人気を博したコミックバンドの代表的なコント番組をモチーフに、番組の構成や各コントのメソッドを降霊術へと組み替えたcore of bellsによるライブパフォーマンスが展開される。
「20時だよ!全員集合!」という号令とオープニングテーマ曲の演奏から始まり、舞台であるロボット研究所のセットが崩壊を迎えるメンバー全員によるドタバタ劇や、「もしも幽霊が乗り込んだタクシーの運転手が○○だったら」という題目で運転手役が入れ替わるシチュエーション・コントが次々と披露されるうちに、次第にオチへと至るプロセスが抜け落ちて行く。
やがて「幽霊の頭上に金たらいが落ちる」オチのみが繰り返され、会場内には効果音として録音された笑い声が増殖しながら響きわたる。

>>>杉本拓氏による批評文はこちら

2014年10月13日(月・祝)
会場:六本木 SuperDeluxe

出演・制作:core of bells
照明:石井華織
音響:片岡敬
協力:神谷峻輔、足立靖明、高橋聡太、土屋光

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